夕方、きれいな夕焼けだった。
一直線に続く雲が・・・
何かの前兆か?
話は変わって、一週間前に遡る。
6月20日。
この日はスカイツリーの抽選に当たり、展望台に昇れるとルンルン気分。
仕事の取引先の担当者にも15時までに仕事を終わるよう協力していただいた。
※スカイツリーに行くとは告げていない。
しかし、私が出かける時は必ずと言って良い程、ぎりぎりまで仕事に追われる。
普通には出かける事が出来ないものか。
でもでも、カメラバッグを担いで、いざ出陣!
女房には「一泊旅行に行くのか」とか「戦場カメラマン」とか笑われながら・・・
家からはタクシーでも10分足らずなので、すぐに到着。
観光バスからも団体旅行者が。
記念撮影する場所も。
別の団体さんは、専用エレベータで。
私たちはビルの中を見ながらエスカレータで4階にある受付へ向かう。
4階に到着。
かなり混んでいる。
このとき15時45分。16時の予約なので何処に並べば良いかと目の前の係に聞いたところ、「時間をつぶしてから来てください」との一言。
一旦、外へ出てタバコを一服。
すると、話から5分もしないうちに16時の列に人が並んでいる。
急いでその列へ。
この時はまだまだルンルン気分で列へ向かう。
あのクソ坊主に騙された。
もうこんなに並んでいる。
並んだところ、列は動かない。
10分。20分。30分。・・・
何なんだ。イライラする。
40分ぐらいすると、やっとアナウンスが!
「強風のためエレベータの運行を見合わせています。風が弱まり次第再開します。」との事。
巫山戯んなよ!!!
前日は台風だったせいか、外は風が強い。
でも、タバコを吸うも苦にならないぐらいの強さだ。
私たちの前の予約時間の人たちもまだいる。
上にいかないから、おりて来るはずも無いエレベータ。
周りの人の話では14時30分に上がった人は上に取り残されていて降りる事が出来ないそうだ。
(バンジーでもして降ろせ!!)
1時間過ぎたところで私は係に優しく、優〜しく話を聞きに列を離れた。
ところが周りの人の方が激怒している。
アタフタしていて一つ一つ聞きに走っているだけで埒が明かない若造。
こいつも使えない。
見回すと確りしていそうな女性を発見。
これまた優〜しく状況とどうすれば良いかという事を聞いたところ、振替が出来るという事なので案内してもらった。(この人は丁寧で的確な対応であった。)
するとここにも行列が。
この日は振替の証明をもらって退散した。
しかし、きちんとしたマニュアルも無いのか、係一人一人が何もわかっていない。
「頭数だけ揃えました。」という感じだし、地元貢献なのかサービス業を学んでもなければ経験も無い人間ばかりだ。振替の列に並んでいるときにジャケットを着たマネジャー風の男が出て来たが、同類の目をしていた。
このままでは何が起きても対応が懸念される。
しかも、昨年の震災級の地震が起きた時など、どうにもならないであろう。
因みにこの日、エレベータが動き出したのは19時30分頃のようだ。
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